Story

アートセラピスト 臨床美術士(日本臨床美術協会認定)
NPO法人 Art for Children’s SHINE 理事長

 

1978.11.12生 さそり座

武蔵野美術大学造形学部中退
北海道大学理学部卒業
オックスフォード大学院生物多様性科卒業
現・筑波大学博士後期課程在学中


≪Träumere≫ noriyo shibata

環境コンサルタントとして自然環境を考える中で、こころの問題を深く実感。以降、児童相談所にて勤務。アートセラピーを行う。県職員を退職し、2012年4月に Cosmic art Mira を立ち上げる。

【現在アートセッションを実施しているところ】
障害者施設

・ペーターの丘(千葉県富津市)
・中里の家(千葉県館山市)
・桜の里(千葉県館山市)
・みづき会(千葉県木更津市)

児童養護施設
・野の花の家(千葉県木更津市)
・筑波愛児園(茨城県つくば市)

発達支援事業所
・結(千葉県松戸市)

一般向けアート教室
茨城県つくば市、千葉県木更津市、東京都豊洲

 

・・・アート研究・・・
2016年より、脳機能の面からアートを研究するため、大学院在学中。人の成長に役立つアート、心の疾患を治癒するためのアートを目指して、研究中。特に乳幼児期の発達にアートが与える影響について研究しています。

現代は、発達障害という言葉があふれていますが、その鍵を握るのは「感情処理能力」だと考えています。乳幼児期は、前頭葉の発育が未形成のため、感情を上手く処理することができません。そのため、親がなだめたり、周囲の大人が子どもの感情処理を手伝う必要があります。

この時期に感情処理を手伝う大人の不在や適切な対応がなされなかった場合、その後の発育に影響があると考えています。また、先天的に感情処理の機能が上手く働かない人もいるでしょう。

感情が処理されることがなぜ必要かというと、感情は記憶力や他の能力と関連していて、感情が滞ることで、その人本来の能力を発揮することができないと予測しています。

アートは、感情表現に最適なツールであり、特に色彩を効果的につかうことで、感情処理を促すことができると考えています。

 

・・・アートセラピーを始めたきっかけ・・・
小学生時代、中学受験の為、過度の集中的な勉強により、睡眠や排泄機能に障害が出るようになりました。

中学時代は優秀な成績でしたが、勉強では得られない心の深い充足感を求め、とても暗い日々を過ごしました。

高校に進むと、さらに心が追い付いていけなくなり、不登校気味に。この頃から、こどもの頃大好きだった絵を描こうと思い、油絵を習いはじめ、夜中描いて過ごしました。大学進学は、まったく勉強していなかったので望めず、しかしぎりぎりのところで美大受験を決意、合格。

美大に入ったものの、周りとの競争意識からアートを断念、退学。

30歳頃、アートセラピーに出会い、もう一度絵を描いてみたいとという気持ちになると同時に、今までは、自分との比較で、他人の絵を見ることが怖かったのが、初めて他人の絵を見てみたい、という気持ちになりました。「個性」ということが初めて本当に府に落ちた経験でした。

 

・・・message・・・

現代は、生きる選択肢が増えたようで、心の自由を感じて生きている人は、
どれほどいるでしょうか。

たくさんの情報の中で、自分の存在に不安を抱えている人がたくさんいます。

そんな中、生きていく指針となるのは、
学歴や何かの資格ではなく、まさに自分の感覚なのです。

今、良いと言われているものも、数年後には全く違う評価を受ける時代です。

自分の感覚に敏感になり、自分を信じ生きていくことが、
何よりも大切な時代に突入しています。

そんな、新しい時代を生きる子ども達へ、
自分の感覚を磨き、自分を信じる力を
アートを通じて養ってほしいと願っています。