茨城県つくば市吾妻1-5-3tonarie MOG1階   029-897-3352

柴田紀代 Noriyo Shibata

Cosmic art Mira 合同会社代表

NPO法人 Art for Children’s SHINE 理事長

1978.11.12生 さそり座

武蔵野美術大学造形学部中退
北海道大学理学部卒業
オックスフォード大学院生物多様性科卒業
筑波大学院システム情報工学科

好きなもの:動物と植物

鳥と花と泉があったらとても幸せ♪

≪Träumerei≫ noriyo shibata 物と物の境界があいまいな子ども時代の夢みる世界を表しました。人生何にでも変化できる! そんな希望を込めて。

環境コンサルタントとして自然環境を考える中で、こころの問題を深く実感。以降、児童相談所にて勤務。アートセラピーを行う。県職員を退職し、2012年4月に Cosmic art Mira を立ち上げる。

【アートセッションを実施施設】
<障害者施設>

・ペーターの丘(千葉県富津市)
・中里の家(千葉県館山市)
・桜の里(千葉県館山市)
・みづき会(千葉県木更津市)

<児童養護施設>
・野の花の家(千葉県木更津市)
・筑波愛児園(茨城県つくば市)
・鎌倉児童ホーム(神奈川県鎌倉市)
・聖友学園(東京都杉並区)
・聖園子どもの家(神奈川県藤沢市)

<発達支援事業所>
・結(千葉県市原市)

<一般向けアート教室>
茨城県つくば市、千葉県流山市・木更津市・鴨川教室

<保育園施設>

つくば市、土浦市、つくばみらい市

・・・アート研究・・・
2016年より、脳機能の面からアートを研究するため、大学院在学中。人の成長に役立つアート、心の疾患を治癒するためのアートを目指して、研究中。特に乳幼児期の発達にアートが与える影響について研究しています。

現代は、発達障害という言葉があふれていますが、その鍵を握るのは「感情処理能力」だと考えています。乳幼児期は、前頭葉の発育が未形成のため、感情を上手く処理することができません。そのため、親がなだめたり、周囲の大人が子どもの感情処理を手伝う必要があります。

この時期に感情処理を手伝う大人の不在や適切な対応がなされなかった場合、その後の発育に影響を及ぼします。また、先天的に感情処理の機能が上手く働かない人もいるでしょう。

感情が適切に処理されることがなぜ必要かというと、感情は記憶力や他の能力と関連していて、感情が滞ることで、その人本来の能力を発揮することができないからです。

アートは、感情表現に最適なツールであり、特に色彩を効果的につかうことで、感情処理を促すことができると考えています。

同時に感情を表現することは、自分の個性を表現することです。テストのように点数として一元化されてしまう世界では、個性を発揮することはできません。

・・・アートセラピーを始めたきっかけ・・・

幼少期より、障がい児の美術教育を行う母の元で、陶芸、油絵、水墨画、など様々な造形を体験。2歳の時に描き上げた油絵「モンチッチ」は宝物。

小学生時代、中学受験の為、過度の集中的な勉強により、睡眠や排泄機能に障害が出るようになりました。

中学時代はよい成績でしたが、勉強では得られない心の深い充足感を求め、とても暗い日々を過ごしました。そんな頃にあった阪神・淡路大震災。物質世界の限界を感じ、途上国でのボランティアを始める。インドネシア、ジンバブエなどの地域で、井戸掘り、HIV教育、環境保全などの国際ワークショップに参加。

高校に進むと、さらに心が追い付いていけなくなり、不登校気味に。この頃から、こどもの頃大好きだった絵を描こうと思い、小さいころに始めた油絵を夜中描いて過ごしました。大学進学は、まったく勉強していなかったので望めず、しかしぎりぎりのところで美大受験を決意、合格。美大に入ったものの、周りとの競争意識からアートを断念、退学。

30歳頃、アートセラピーに出会い、もう一度絵を描いてみたいとという気持ちになると同時に、今までは、自分との比較で、他人の絵を見ることが怖かったのが、初めて他人の絵を見てみたい、という気持ちになりました。「個性」ということが初めて本当に府に落ちた経験でした。

・・・message・・・

現代は、生きる選択肢が増えたようで、心の自由を感じて生きている人は、
どれほどいるでしょうか。

たくさんの情報の中で、自分の存在に不安を抱えている人がたくさんいます。

そんな中、生きていく指針となるのは、
学歴や何かの資格ではなく、まさに自分の感覚なのです。

今、良いと言われているものも、数年後には全く違う評価を受ける時代です。

自分の感覚に敏感になり、自分を信じ生きていくことが、
何よりも大切な時代に突入しています。

そんな、新しい時代を生きる子ども達へ、
自分の感覚を磨き、自分を信じる力を
アートを通じて養ってほしいと願っています。

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